(その2)
昭和45年 | 日本万国博覧会(EXPO’70) |
昭和47年 | 札幌冬季オリンピック |
ミュンヘンオリンピック | |
昭和50年 | 沖縄国際海洋博覧会(EXPO'75) |
昭和56年 | 神戸ポートアイランド博覧会 |
昭和58年 | 大スペースシャトル展 (NASA設立25周年記念) |
大阪築城400年祭 (大阪21世紀計画事業) |
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昭和59年 | ’84 栃木博 |
高知黒潮博覧会 | |
昭和60年 | 国際科学技術博覧会(EXPO'85) |
昭和61年 | 豊のくにテクノピア |
秋田博 | |
昭和62年 | ’87未来の東北博 |
夢工場’87(大阪・東京) | |
昭和63年 | 青函博(函館・青森) |
瀬戸大橋博(四国) | |
岐阜未来博 | |
埼玉博 | |
イートピア栃木 | |
平成元年 | 横浜博 |
’89姫路シロトピア博 | |
名古屋デザイン博覧会 | |
平成2年 | 国際花と緑の博覧会(大阪花博) |
平成6年 | 世界リゾート博 |
平成8年 | 世界・炎の博覧会 |
平成9年 | 山陰・夢みなと博覧会 |
国際ゆめ交流博覧会 | |
平成10年 | 長野冬季オリンピック |
つるがみなと博 | |
平成11年 | 南紀熊野体験博 |
平成12年 | 淡路花博ジャパンフローラ2000 |
平成13年 | 山口きらら博 うつくしま未来博 |
平成14年 | FIFAワールドカップ2002 |
平成16年 | 浜名湖花博 |
平成17年 | 愛知万博 |
メダルが一躍有名になったのは’70年の大阪万国博覧会でした。会場内の広場や各パビリオンに出店したところ、経済の高度成長期と物珍しさも相まって爆発的に売れました。メダルの製造が追いつかないほどの勢いでした。
その後も数々の博覧会・イベントに参加し(右表参照)、同時に全国の観光地などに広まっていったのです。
あれから30年間、さまざまなメダルをつくり続け、現在その数は約2,500種にものぼります。全国に約500ヶ所以上で販売され、皆様のご愛顧を賜っております。
さて、メダルと並んで当社が作り続けてきたものが「メダル自動刻印機」と「メダル自動販売機」です。記念メダルの人気の一つはお客様自身での加工の楽しみにあります。それを提供するのが自動刻印機であり販売機です。これらもこの40年で大きく変化してきました。
その中でも40歳以上の方の記憶に残っているのがダイヤル式の刻印機のようです。ずんぐりむっくりの筐体で上部にはアルファベットが印字された大きなダイヤル盤。今ではもうお目にかかることのできない黒電話のようにダイヤルに指をかけてまわして一文字ずつ刻印するタイプです。音が大きいので目立つせいもあるのでしょうが、刻印機の周りはいつも人だかりができていました。ですから焦って刻印の文字を間違えた覚えのある方もいるのではないでしょうか。
現在のモデルはコンピュータで制御されているのでキーボードで名前を入力します。そして最後にスタートボタンを押してから一括して刻印します。日付も自動で入り、時間もかかりません。格段に使いやすくなっています。
それに比べるとダイヤル刻印機は時間がかかる、間違えても修正ができないなどの問題がありますが、刻印しているという実感や楽しさがあり、なかなかいい味だしてます。ダイヤル式刻印機はまだ現役で働いるところもあります。しかし数が少なくなっているので見つけたあなたはラッキーかも?!
平成27年頃からはタッチパネルタイプの刻印機も登場して、更に使いやすくなっております。
■メダル刻印機の変遷■