(その1)



  • ルーツはアメリカ?

 茶平工業は昭和35年に先代・武部楠続が証券会社を退職した後に、油圧機器の販売会社として設立されました。現在社長は2代目・武部寿夫。メダルのアイデアは先代がどこかで得たらしいのですが、詳しいことは不明です。一説によると(他人事のようですが・・)ルーツはアメリカであるとの噂も・・・。そのアイデアをもとにまさに一からのメダル事業が始まりました。

 
メダルの販売を始めたのは昭和41年ごろ。一番最初にメダル販売機を置いた場所は、会社の近所の我孫子や天王寺のボウリング場でした。なんと設置して帰社したところに、「故障しました」との電話があったという笑うに笑えないエピソードがあります。

 当社では「メダル」「メダル販売機」「メダル刻印機」を自社で製造しています。そのうち「メダル」自体は最初は外注でした。素材は最初はアルミ。それから亜鉛、真鍮と移り変わってきました。
 現在販売しているのは直径26o、31o、38oのほぼ3種類。そのうちほとんどが31oです。26oや38oのものを見かけるのは結構珍しいと思います。他にも小判型やいろんな形のものがあります。
 色は主に金と銀の2色。どちらかというと金のほうが主流のようです。絵柄に色が入ったものもありますが、あれは人が注射器を使って一つ一つ塗料を流し込んで丹念につくりあげています。(現在は工業用プリンタも使用しております)

色入れ
<色入れの様子>

■メダル販売機の変遷■
販売機・初期型